16時間断食ってカラダに悪そうだけど老化が進んで老けるの?
それとも若返り効果があるの?
真相を教えて!
こんな疑問にお答えします。
当サイトの運営者
ファスティングアドバイザーのシュンです。
私はファスティングの資格をもっています。
2018年に体調不良がきっかけでファスティング(断食)を生活習慣に取り入れました。
意識的に空腹の時間をつくり空腹力を鍛えれば、体重が減り元気で健康なカラダが手に入ります。
本記事の内容
本記事の内容を読むことで、16時間断食がなぜ老化のスピードを遅ら老けるのを予防するのか理解できます。
老化のスピードを遅らせるなら、数日間のファスティング(断食)より16時間断食の方が効果的です。
なぜなら16時間断食の方が頻繁に実践できるから、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化しやすいからです。
あなたもぜひ16時間断食を実践して老化のスピードを遅らせ、見た目年齢を若くしてください。
16時間断食のやり方については、「16時間断食の正しいやり方【ダイエットを成功させる2つの秘訣】」をご覧ください。
クリックできる目次
16時間断食は老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する
結論からいいますと16時間断食は、老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する効果があります。
ですから16時間断食をして老化が加速して老けたり、逆に若返ったりすることはありません。
では、なぜ16時間断食を実行すると老化のスピードを遅らせ老けるのを予防できるのでしょうか?
それはサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)にスイッチが入り活性化するからです。
サーチュイン遺伝子が活性酸素から細胞を保護
サーチュイン遺伝子は、1999年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授のグループによって発見。
サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子とも呼ばれ活性酸素の攻撃から細胞を保護してくれます。
活性酸素は適量であれば免疫機能の役割を果たしたり、細胞間の情報伝達の役割を担っています。
しかし活性酸素が増え過ぎると正常な細胞や組織を攻撃し、酸化させ細胞を破壊してしまうのです。
活性酸素が増え過ぎた結果、
- 肌のたるみ、シミ、シワが増える
- 免疫機能の低下
- 生活習慣病のリスクを高める
こうした害をカラダに招いて老化や病気を促進してしまうのです。
そんな活性酸素の害から細胞を守るのが、サーチュイン遺伝子。
サーチュイン遺伝子が活性化することで、
- 健康寿命の延長
- 抗老化作用
- DNAが修復される
- 生活習慣病の予防
16時間断食を実践することで、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化し、こうした恩恵を受けられるのです。
25~30%のカロリー制限でもサーチュイン遺伝子が活性化
16時間断食だけではなく、25~30%のカロリー制限でもサーチュイン遺伝子が活性化することが研究結果で報告されています。
1つ目は、アメリカのベニトン研究所が500人を対象として行った実験です。
25%のカロリー制限でサーチュイン遺伝子が活性化したことが明らかになっています。
2つ目はアメリカのウィスコンシン大学で行われた実験です。
76匹のアカゲザルを2つのグループにわけて、20年かけて観察して行われた研究です。
通常の食事を与えたアカゲザルのグループと30%カロリー制限したアガゲザルのグループを観察しました。
その結果、通常の食事を与えたアカゲザルのグループの方が
- 約2.9倍の病気のリスクが上昇
- 約3倍の死亡のリスクが上昇
という研究結果が報告されたのです。
一方で30%のカロリー制限をしたアカゲザルのグループは、
- 生存率が高い
- 毛並みにツヤがあり毛量が多い
- シワが少なく肌ツヤがいい
- 動きが機敏である
といった違いがあったのです。
つまり30%のカロリー制限をすることで長寿遺伝子が活性化し、老化のスピードを遅らせ寿命を延ばす効果があることが示されたのです。
サーチュイン遺伝子を活性化して老化のスピードを遅らせ健康寿命を延ばしたい方は、ぜひ16時間断食や25~30%のカロリー制限を試してみてください。
16時間断食やカロリー制限ダイエットをする際にネックになるのが、空腹感やふらつき、脱力感です。
そんな問題を解消してくれるのがファスティング(断食)専用に作られた酵素ドリンクです。
酵素ドリンクは、腹持ちが良く空腹感やふらつきを予防・解消してくれます。
また野菜や果物、野草を熟成・発酵した栄養ドリンクなので、食事制限ダイエットでの栄養不足も解消。
16時間断食やカロリー制限に使う酵素ドリンクについては、「16時間断食に使うおすすめの人気酵素ドリンク7選とは?」をご覧ください。
-
16時間断食に使うおすすめの人気酵素ドリンク7選とは?
続きを見る
16時間断食と併せて行う老化を遅らせ老けるのを予防する習慣4選
16時間断食と併せて行う老化を遅らせ老けるのを予防する習慣4選は以下のとおりです。
- 習慣①:精製された白い糖質を控えめにする
- 習慣②:ジャンクフードを控えめにする
- 習慣③:野菜やフルーツなどの比重を増やす
- 習慣④:有酸素運動やストレッチをする
では、それぞれの習慣について具体的に見ていきましょう。
習慣①:精製された白い糖質を控えめにする
老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する習慣1つ目は、精製された白い糖質を控えめにすることです。
精製された白い糖質(炭水化物)とは、
- 白米
- 白いパン
- パスタ
- うどん
- そうめん
- らーめん
- 白砂糖
こうした精製された白い糖質は血糖値が急上昇する血糖値スパイクを引き起こします。
すると血糖値を下げるために膵臓からインスリンが、過剰に分泌され血糖値が急降下します。
インスリンは「肥満ホルモン」と呼ばれているのは有名ですが、「老化ホルモン」とも呼ばれています。
なぜなら膵臓から分泌されるインスリンはオートファジーの働きを抑制するからです。
オートファジーの働きが抑制されると細胞内の大掃除がされないため、劣化したミトコンドリアが大量に活性酸素を発生させます。
過剰な活性酸素は細胞を破壊するため老化を促進してしまうのです。
また血中の糖が過剰になるとタンパク質に糖質が結びついて、焦げ付く現象が起こります。
この物質をAGEs(終末糖化産物)と呼び、シミ・シワ・たるみの原因になる老化物質なのです。
このように精製された糖質の摂りすぎは、老化を加速させ老けてしまうので控えめにしましょう。
精製された白い糖質の代わりに
- 玄米
- オートミール
- 十割そば、二八そば
- 麦飯、雑穀米
など食物繊維が含まれているものを食べると、血糖値スパイクを防げるでしょう。
ちなみに私は無農薬の玄氣という玄米を食べています▼
玄米について詳しく知りたい方は、「通販で人気の無農薬・無化学肥料の玄米おすすめ15選をご紹介!」をご覧ください。
また自分では作るのに手間がかかる、栄養たっぷりの寝かせ玄米を手軽に食べたい方は、結わえるオンラインストア本店 をご覧ください。
また白砂糖のかわりにパーフェクトの栄養素と呼ばれる、ハチミツを使うのもカラダへのダメージを軽減します。
習慣②:ジャンクフードを控えめにする
老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する習慣2つ目は、ジャンクフードを控えめにすることです。
なぜならジャンクフードは、糖質、脂質、塩分、添加物の塊でカロリーが高く栄養のない食品だからです。
ジャンクフードとは名前のとおり「クズやガラクタ」という意味で、食べる価値がない食品なのです。
ジャンクフードを具体的にあげると
ポテチ、チョコ、ピザ、チーズ、ケーキ、ハンバーガー、アイス、クッキー、ポップコーン、ドーナツ、フライドポテト、フライドチキン、カップラーメン、ガム、アメ、プリン、ゼリー、コンビニスイーツ
など挙げたらきりがありません。
ジャンクフードは味や食感が脳に快感をもたらすため、中毒性や依存性、常習性があります。
ジャンクフードは活性酸素を多く発生させ細胞を酸化させるため、老化を促進させます。
ですからジャンクフードを食べるのは控えめにしましょう。
習慣③:野菜やフルーツなどの比重を増やす
老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する習慣3つ目は、野菜やフルーツ、キノコ、海藻、ナッツなどの比重を増やすことです。
こうした植物系の食品には、
- ビタミン・・・ビタミンA、D、E、K、B類、C
- ミネラル・・・カルシウム、リン、イオウ、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素etc...
- 食物繊維・・・水溶性食物繊維、不溶性食物繊維
- ファイトケミカル(抗酸化物質)・・・ポリフェノール類、カロテノイド類、含硫化合物、テルペン類
- 良質な糖分・・・人工的に加工されていない
- 食物酵素・・・生野菜、果物に含まれている、酵素は生命の源と呼ばれている
などが含まれています。
こうした栄養素には、細胞を酸化させ老化を促進させる活性酸素を撃退する働きがあります。
したがって野菜や果物、には老化を遅らせる作用があるのです。
習慣④:有酸素運動やストレッチをする
老化のスピードを遅らせ老けるのを予防する習慣3つ目は、有酸素運動やストレッチをすることです。
なぜなら年を重ねると共に筋肉は衰えカラダが硬くなってしまうからです。
少しの時間でも有酸素運動やストレッチを継続的に続けることは、カラダに雲泥の差が出ます。
走るのが苦手な人はスロージョキングとウォーキングがオススメです。
無理なく初められて全身の筋肉がつきます。
ランニングやジョキングには以下のようか効果があります。
- 気分が上がる
- 認知機能を高める
- ストレスを軽減する
- 心臓の健康増進
- 免疫力を高める
- ダイエット効果、メタボ改善
- 骨密度を高める
ただランニングやジョキングの過度なやりすぎは、カラダに負担をかけ逆に老化が促進するので気をつけましょう。
またストレッチやヨガは、YouTobeで検索して無料でやり方が見れるのでオススメです。
まとめ:16時間断食は老化を遅らせ老けるのを予防する
今回は16時間断食は老化を遅らせ老けるのを予防する理由について解説しました。
16時間断食を実践することで、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化し老化を予防します。
また25~30%のカロリー制限でも老化を予防する作用があると、ウィスコンシン大学のアカゲザルを観察した実験研究で報告されています。
併せて老化を予防する以下の4つの習慣を取り入れることで、若々しい容姿を保つことができます。
- ①:精製された白い糖質を控えめにする
- ②:ジャンクフードを控えめにする
- ③:野菜・果物・キノコ類・海藻類・ナッツの比重を増やす
- ④:有酸素運動やストレッチをする
老化のスピードを遅らすならファステイング(断食)より16時間断食の方が効果的です。
ぜひあなたも16時間断食を生活習慣に取り入れて見た目年齢を若くしてください。