ファスティング前の準備食で食べてはいけないものはありますか?
食べてはいけないものがあれば詳しく教えてください。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ファスティング前に食べてはいけないもの
- ①:精製された白い炭水化物
- ②:動物性タンパク質や乳製品
- ③:ジャンクフード
当サイトの運営者
ファスティングアドバイザーのシュンです。
2018年に体調不良がきっかけで、ファスティングを生活習慣に取り入れました。
意識的に空腹の時間をつくり空腹力を鍛えれば、自然治癒力が高まり元気で健康なカラダが手に入ります。
ファスティング前の準備期に準備食を食べることで、消化器官の急激な変化を防ぎ安全にファスティングに取り組めるでしょう。
そこで今回は、ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの3選をご紹介します。
なお、ファスティングや1日1食、16時間断食を行うなら酵素ドリンクを飲むのがオススメです。
酵素ドリンクを飲むことで、寺で行う苦しい修行のような断食ではなく、自宅で無理なく安全にファスティングが行えます。
ファスィング中に酵素ドリンクを飲むメリットは、以下のとおりです。
酵素ドリンクについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
クリックできる目次
ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの3選

ファスティング前の準備食で食べてはいけないものを、大きく3つに分けてご紹介します。それは以下のとおりです。
- ①:精製された白い炭水化物
- ②:動物性タンパク質や乳製品
- ③:ジャンクフード
それぞれの食品がカラダにどんな作用があるのか具体的に見ていきましょう。
①:精製された白い炭水化物

ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの1つ目は、精製された白い炭水化物です。
精製された白い炭水化物とは、「白砂糖、白米、パン、パスタ、うどん、そーめん、麺類」などのことです。
精製された白い炭水化物をファスティング前の準備食で食べていはいけない理由は
- 精製しているためビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がない
- 食物繊維がないため血糖値が急上昇し、血糖値を下げるためにインスリンが過剰に分泌される
- 高血糖になり血管にダメージを与えるので、シミやシワの原因になり老化を促進させる
- インスリンの過剰な分泌は脂肪燃焼を妨げ、脂肪の増幅を促進させるのでダイエットの敵になる
- 腸内の悪玉菌のエサになり腸内環境乱れる
- 腸内環境が乱れるとイライラの原因になる
- 精製した食品は脳から快楽物質のドーパミンがでるため、食欲を増進し止まらなくなる
- 小麦は消化に悪く小腸の炎症を促がすので、小腸、大腸に負担をかける
- 肥満、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、2型糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる
といったカラダへの負担、ダイエットの妨げ、メンタルが不安定になるなど、さまざまな悪影響をもたらしてしまうからです。
とはいえ、どうしても精製された白い炭水化物が、やめられない方がいるのではないでしょうか。
そんな方は以下のような対策を取ってみましょう。
- 精製された白い炭水化物の食べる量を減らす
- 果物やサラダなど食物繊維のあるものを最初に食べて、血糖値の急上昇を防ぐ
- 玄米、10割そば、8割そば、オートミールなど未精製の茶色い炭水化物に置き換える
こうした対策を取り、準備食ではできるだけ精製された白い炭水化物の食べる量を減らしましょう。
②:動物性たんぱく質や乳製品

ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの2つ目は、動物性タンパク質や乳製品です。
動物性タンパク質や乳製品とは具体的には
- 牛肉、豚肉、鶏肉
- 魚(マグロ、しゃけ)など小魚以外
- 加工肉(ハム、ベーコン、ウインナースパム)
- 卵、牛乳、チーズ、バター
などが挙げられます。
ファスティング前の準備食に、動物性タンパク質や乳製品食べてはいけない理由は以下のとおりです。
- 消化に悪く胃腸に負担がかかる
- 腎臓・肝臓に負担をかける
- 悪玉菌のエサになり腸内環境が乱れる
このように動物性タンパク質や乳製品などは内臓へ大きな負担をかけてしまうのです。
例えば、動物性タンパク質の消化時間は12~24時間かかると言われています。
また、消化・分解の過程で毒性の強いアンモニアが発生し、肝臓で解毒することで毒性の低い尿素に変化します。
そして尿素を腎臓でろ過して尿として排出します。この2つの過程で肝臓、腎臓に負担をかけてしまうのです。
さらに消化不良の動物性タンパク質は、腸内で悪玉菌のエサになり腸内環境が乱れてしまいます。
その結果、免疫力が低下したり血流がドロドロになったりという症状が現れます。
このように動物性タンパク質や乳製品は、内臓に負担かかるので、ファスティング(断食)前の準備食では、控えましょう。
どうしても肉や乳製品を食べることが我慢できない方は、食べる量を最小限に抑えてくだい。
③:ジャンクフード

ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの3つ目は、ジャンクフードです。
ファスティング前の準備食にジャンクフードを食べてはいけない理由は、カロリーが高い上に栄養がなく内臓に負担をかけてしまうからです。
ジャンク(junk)とは、「くず、廃品」という意味があり日本語に訳すと「くずの食べ物」となります。
つまり、ジャンクフードとは「栄養がない食べ物」のことを指します。
もっと具体的にジャンクフードの特徴をあげると以下のとおりです。
- 高カロリー、高糖質、高精製・加工、高塩分、高脂質
- さまざまな種類の食品添加物が含まれる
- 欧米では禁止されているドランス脂肪酸が使われている(植物油脂、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング)
- ビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカル(抗酸化物質)などの栄養素が含まれてない
- 脳に快楽の刺激を与えるため、依存性、中毒性があり止められなくなる
ジャンクフードは死んでる食べ物と言っても過言ではありません。
ではジャンクフードとはどのような食品があるのかみてみましょう。
- 精製された白米、白いパン、パスタ、うどん、ソーメン、ラーメン
- お菓子・・・スナック菓子、チョコレート、クッキー、ポテトチップス、アメ、グミ、ポップコーン、アイス、ドーナツ、シュークリム、ケーキ、コンビニスイーツ、清涼飲料水(ぶどう糖果糖液糖が入ったジュース)
- フライドチキン、フランクフルト、ビザ、牛丼、カレーライス、焼き肉、カップラーメン、インスタントラーメン、チャーハン、焼きそば
このように、私たちが普段当たり前のように食べているほとんどの食べ物が、ジャンクフードにあたります。
ジャンクフードは食感が良かったり味が美味しく、食べると喜びや幸せを感じるメリットがありますよね。
ところが、ジャンクフードを食べすぎてしまうと、以下のようなデメリットが考えられます。
- 運動しても痩せられないカラダになる
- メタボリック症候群、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、などの生活習慣病
- 自律神経が乱れストレスに弱くなりイライラや落ち込みなど精神が不安定になる
- シミ、シワ、目の下のくま、ニキビ、肌荒れなどが増え老化が促進される
このようにジャンクフードの食べすぎは、生活習慣病や老化の促進、メンタルの不安定など、健康や若さを損なう要因になります。
特に30代後半あたりから体内酵素の減少、解毒器官、消化機能の衰えなどから、ジャンクフードの毒性のダメージを受けてしまいます。
こうしたデメリットがあるため、ファスティング前の準備食には、食べてはいけないものにあたります。
どうしても準備食でも我慢できないという方は、ジャンクフードの量を減らしましょう。
また普段からジャンクフードの食べる量を減らすことを心がけると、あなたの健康維持や美容にもつながります。
ちなみにファスティング前の準備食で食べていいものについては、以下の記事を参考にしてみてください。
-
-
ファスティング前の準備食で食べていいもの9選
続きを見る
ファスてティング前の準備食で飲んでいい飲み物については以下の記事をチェックしてみてください。
-
-
ファスティング中に飲んでいいもの!飲んでいけないもの!
続きを見る
まとめ:準備食を食べると安全にファスティングが行える
今回は、ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの3選をご紹介しました。
ファスティング前の準備食で食べてはいけないもの3選をおさらいします。
- 精製された白い炭水化物・・・白米、パン、パスタ、うどん、そーめん、らーめん
- 動物性タンパク質・・・牛肉、豚肉、鶏肉、卵、チーズ、加工肉(ハム、ベーコン、ソーセージ、スパム)
- ジャンクフード・・・チョコ、ポテチ、アイス、スイーツ、ポップコーン、クッキー、etc.
上記の食品がファスティング前の準備食で食べてはいけない理由は、
- 血糖値が急激に上昇しインスリンが過剰に分泌さるため、脂肪が増えてしまう
- 消化に悪く胃腸、肝臓、腎臓などの内臓に負担をかける
- 腸内フローラの悪玉菌のエサになるので、腸内環境が乱れる
このようにカラダに負担をかけてしまうので上記3項目の食品はファスティング前の準備食で食べてはいけないものになっています。
しかし絶対に食べてはいけないとルールはないので、我慢できない方は最小限に抑えて食べるようにしましょう。
また、あなたの普段の食生活でも本記事で紹介した食品を控えめに食べると、ダイエットや健康の維持や美容などのメリットがあります。
なお、ファスティングのやり方ついては、ファスティング1週間の痩せるやり方とは?【入門編】を参考にしてみてください。
また、ファスティングや1日1食、16時間断食を行うなら酵素ドリンクがオススメです。
酵素ドリンクを飲むことで、寺で行う苦しい修行のような断食ではなく、自宅で無理なく安全にファスティングが行えます。
ファスティング中に酵素ドリンクを飲むメリットは、以下のとおりです。
酵素ドリンクについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。