ファスティング(断食)

ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは?症状と原因、対処法を徹底解説

2024年5月26日

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ファスティング(断食)中の好転反応って何?

どんな症状があるのか教えて!?

好転反応の対処法も知りたい!



こんな疑問にお答えします。



本記事の内容

  • ファスティング(断食)中の起こる好転反応とは?
  • ファスティング(断食)中に起こる好転反応の種類
  • ファスティング(断食)中に起こる好転反応の原因
  • ファスティング(断食)中に起こる好転反応の対処法



本記事の管理人

ファスティングアドバイザーのシュンです。

ファスティング(断食)の資格を持っています。

2018年に体調不良がきっかけで、ファスティング(断食)を生活習慣に取り入れました。

意識的に空腹の時間を作れば、自然治癒力が高まり元気で健康なカラダは簡単に手に入ります。



初めてファスティング(断食)を行うと体調不良になる確率が高いので「ファスティング(断食)はカラダに悪い」と誤解する方もいるのではないでしょうか?



しかし、ファスティング(断食)中の不快な症状は、好転反応でありカラダにとって悪いものではありません



そこで本記事ではファスティング(断食)中に起こる好転反応の症状や原因、対処法について具体的に解説していきます。



好転反応について知ることで、あなたはファスティング(断食)中にカラダに異変が起こっても不安にならずに冷静に対応できるでしょう。



そしてファスティング(断食)を行うことでカラダが本来の状態にリセットされ、健康なカラダを取り戻すことができます。



なおファスティング(断食)を行うなら酵素ドリンクを使うのがオススメです。



理由は酵素ドリンクを使うと寺で行う苦行のような断食ではなく、自宅で無理なく安全にファスティングが行えるからです。



酵素ドリンクについては、下記の記事で詳しく解説しています。


ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは?

ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは?



ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは、体内がデトックスされる過程で起こる症状のことです。



ファスティング(断食)中に起こる好転反応について下記の順番で解説していきます。

  • 好転反応とはデトックス(解毒)のサイン
  • 好転反応はいつからいつまで続くの?
  • 好転反応がヒドイ場合は中断しよう


好転反応とは体内デトックスのサイン



ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは、体内デトックスのサインです。



ファスティング(断食)を行うと体内の脂肪細胞の燃焼が活発化します。



すると脂肪細胞に蓄積された有害物質や老廃物といった毒素が分解され血流にのって流れ出します。



血液中に流れた毒素は、髪や汗、尿や便をとおして体外に排出されます。



こうした過程で現れる頭痛や倦怠感、眠気、肌荒れといった症状が「好転反応」と呼ばれています。


好転反応はいつから始まりいつまでなのか?



ファスティング(断食)中に起こる好転反応は、いつから始まり、いつまでなのでしょうか?



それは人によって違いますが、多いのは1日目の後半あたりから3日目の前半ぐらいまでです。



なぜかというとファスティング(断食)開始から脂肪燃焼が始まるのが12~16時間後になり、もっとも脂肪燃焼が高まるのが48時間だからです。



体内の毒素は脂肪細胞に溜まる傾向がありますが、脂肪細胞がもっとも燃焼する48時間後です。



ですから、ファスティング(断食)開始から48時間後が、好転反応の症状がツラくなる時間帯になります。



ただファスティング(断食)中の好転反応の症状は、人によってそれぞれ違います。



普段から運動習慣があったり健康的な食生活を送ってたりしている方は、好転反応の症状がほとんどありません。



一方で下記のような生活習慣があるかたは、好転反応の症状がツラくなる可能性があります。

  • 運動の習慣がない
  • 肉や牛乳など動物性たんぱく質を多く摂っている
  • 精製された白い炭水化物を多く摂っている
  • お菓子やアイス、カップ麺、ジュースなど白砂糖や食品添加物が含まれたモノを多く食べている
  • コーヒー・お酒・たばこ、などのをよく飲む



特にコーヒーやお酒、タバコなどは、好転反応と合わせて離脱症状が重なりツラいかもしれません。


僕が初めて3日間ファスティング(断食)をしたときは、下記のような好転反応の症状がありました。


  • 消化液が多く分泌された
  • 口内炎が多くできた
  • 眠気やイライラ


好転反応の症状は、上記4つだけだったので全然ツラくなかったです。


好転反応がヒドイ場合は中断しよう



ファスティング(断食)中の好転反応があまりにもツラいときは、途中で中断して回復食に入ってください。



無理をするのは体に良くないので、体調が整ったら再チャレンジしましょう。



ファスティング(断食)は健康のためにも、徐々に期間を延ばして実践するのがオススメのやり方です。



ファスティング(断食)中に起こる好転反応の種類



ファスティング(断食)中に起こる好転反応の種類には、大きく分類して4種類あります。どんなものがあるのか見てみましょう。


  • 弛緩反応
  • 過敏反応
  • 排泄反応
  • 回復反応
  • 好転反応の症状一覧


弛緩反応



弛緩反応とは臓器や脂肪細胞から排出された毒素が、血流にのって全身に運ばれることで現れるさまざまな症状のことです。



弛緩反応の症状は、主に疲れやダルさ、強い眠気、発熱などの症状が起こることがあります。


過敏反応



過敏反応とは脂肪細胞の毒素が排出されて、血行がよくなり血流量が増加することで現れる症状のことです。



主にかゆみ、炎症、便秘、下痢などの症状が現れます。


排泄反応



排泄反応とは、体内の毒素の排泄機能が活性化することで起こる症状のことです。



排泄反応の主な症状は、吹き出物、蕁麻疹、目やに、尿の量、色、臭いの変化といったものがあります。

回復反応



回復反応とは、血流の滞りが解消されて新陳代謝が良くなる最終段階の反応です。



回復反応の症状としては、頭痛や腹痛、発熱、吐き気などの症状が挙げられます。

好転反応の症状一覧



ファスティング(断食)中の好転反応には、さまざまな種類があります。その症状の一覧は下記のとおりです。

  • 頭痛・偏頭痛
  • だるい・ふらつき・めまい
  • 舌苔(ぜったい)・・・舌の表面に付着している垢
  • 胃痛・腹痛
  • 喉の痛み
  • 耳鳴り
  • むくみ
  • 口内炎
  • 冷え・寒気
  • 眠気
  • 動悸
  • 吐き気・嘔吐(おうと)
  • おなら・ゲップ
  • 体臭・口臭
  • 下痢・便秘
  • ニキビ・吹き出物・肌荒れ・アトピー
  • 湿疹・蕁麻疹(じんましん)・かゆみ
  • 鼻水・発熱
  • 肩こり・腰痛・関節痛
  • おりもの・不正出血
  • イライラ
  • 歯痛
  • しびれ


ファスティング(断食)をすると全部の症状がでるわけではなく、人によって現れる症状はさまざまです。


好転反応の症状が辛くてこれ以上、ファスティングを続けられないという方もいるでしょう。



一方で好転反応の症状がほとんど表れないという方もいます。



好転反応の症状の重さは、体内の毒素の溜まり具合によって変わってきます。



ぜひファスティング(断食)を実践してカラダに溜まっている毒素をデトックスしてみてください。



体内がリセットされカラダが軽くなり20代前半のような元気で健康なカラダを取り戻せるでしょう。



ファスティング(断食)中の好転反応がツラくなる4つの原因



ファスティング(断食)中の好転反応がツラくなる4つの原因は以下のとおりです。


  • ①:習慣的な食べすぎ
  • ②:動物性タンパク質や精製・加工食品に偏ってる
  • ③:運動不足



①:習慣的な食べすぎ



ファスティング(断食)中の好転反応がツラくなる原因1つ目は、習慣的な食べすぎです。



習慣的に食べすぎていると、体内に老廃物や有害物質といった毒素が大量に蓄積してしまうからです。



習慣的な食べすぎは、「消化・吸収」に多くのエネルギーが使われ、「解毒・排泄」に使うエネルギーが不足してしまいます。



すると消化不良の食べ物が腸内で腐敗し、有害アンモニアを発生させカラダに毒物が蓄積します。



その結果、ファスティング(断食)中に体内に蓄積された多くの毒素が、血液をとおして排出されるため好転反応がツラくなってしまうのです。


②:動物性タンパク質や精製・加工食品に偏っている



ファスティング(断食)中の好転反応がツラくなる原因2つ目は、動物性タンパク質や精製・加工された食品に偏っていることです。


  • 肉・魚・卵・牛乳・乳製品などの動物性たんぱく質をよく食べる
  • 精製された白砂糖や白米・パン・パスタ・うどん、などのGI値が高い食品をよく食べる
  • 食品添加物やトランス脂肪酸が含まれたお菓子やジュース、カップラーメンなどをよく食べる
  • カフェイン飲料やアルコール飲料をよく飲んだり、タバコを良く吸う



動物性たんぱく質をよく食べる



動物性たんぱく質をよく食べると好転反応がツラくなる理由は下記のとおりです。

  • 食物連鎖の上位にいる生物ほど、体内に多く有害物質を溜め込んでいる傾向がある
  • 外国産の牛肉や豚肉は、日本で禁止されている成長ホルモン剤が使われている
  • 飲み物やスイーツに含まれる乳製品は、成長ホルモン剤を使った外国産の牛乳が使われている
  • 水質汚染が深刻なので大魚ほど有害物質が含まれている
  • 養殖の魚は病気や寄生虫を防ぐために抗生物質が投与されている


このように動物性たんぱく質は、食品になるまでの過程で多くの有害物質が含まれているのです。

精製された白い糖質をよく食べる



精製された白い糖質をよく食べると好転反応がツラくなる理由は、体内に毒素が蓄積しやすくなるからです。



精製された白い糖質は食べると血糖値スパイクを起こします。



すると血糖値を下げるために、すい臓から過剰にインスリンが分泌されます。



その結果、インスリンの働きで血糖が細胞内に取り込まれるため、脂肪細胞が増えてしまうのです。



有害物質は、脂肪細胞に蓄積しやすい傾向があります。



小麦にはグリホサート農薬、白米にはカドミウムといった有害物質が含まれており、脂肪細胞に蓄積します。




そのためファスティング(断食)中に有害物質が蓄積した脂肪細胞が燃焼されるので、好転反応がツラくなってしまうのです。


食品添加物やトランス脂肪酸が含まれたジャンクフードをよく食べる



食品添加物やトランス脂肪酸が含まれたジャンクフードをよく食べてると好転反応がツラくなります。



なぜなら食品添加物やトランス脂肪酸は、カラダにとって不自然な有害物質だからです。



日本は世界と比べて食品に関する規制が緩いため、外国で禁止されている食品添加物やトランス脂肪酸が使われています。



スナック菓子やチョコ、アイス、ガム、アメ、ジュースなどを無意識に食べていると体内に多くの毒素を取り込んでしまします。



するとファスティング(断食)を行うと好転反応がツラくなってしまうのです。


カフェイン飲料やアルコール飲料、タバコをよく飲む



カフェイン飲料やアルコール飲料、タバコをよく飲む人は、ファスティング(断食)中の好転反応がツラくなります。



なぜならカフェイン、アルコール、ニコチンは有害物質だからです。



好転反応とあわせて離脱症状も起こるでしょう。



離脱症状とは、依存性のあるものを使用中止にすると起こる病的な症状です。



③:運動不足



日常的に運動不足だとファスティング(断食)中の好転反応がツラくなります。



なぜかというと体内に毒素が溜まりやすい体質になっているからです。



ジョキング&ウォーキングなどをして汗をかくことは、体内のデトックスに効果的です。



普段から有酸素運動をして汗をかく習慣があると、体内に毒素を溜め込まない体質になっています。



定期的に有酸素運動をすることで、ファスティング(断食)中の好転反応を軽くできます。



無理のない範囲でランニングやウォーキングをして汗を流す習慣をつけましょう。


ファステイング(断食)中の好転反応を軽くする3つの対処法



ファスティング(断食)中の好転反応を、できるだけ軽くする4つの対処法は以下のとおりです。

  • ①:準備期を長く設ける
  • ②:16時間断食から始める
  • ③:塩分や糖分を摂る


上記4つの対処法について具体的に解説していきましょう。

対処法①:準備食を長く設ける



ファスティング(断食)中の好転反応を軽くする対処法1つ目は、準備食を長く設けることです。



通常、3日間のファスティング(断食)をする場合、準備食は2~3日間設けます。



しかし好転反応を軽くするために準備食を倍の1週間ぐらい設けるのです。



ヘルシーな食事は多少のデトックス作用があるため、ファスティング(断食)中の好転反応を軽くできます。



なお、ファスティング(断食)前の準備食とは「ま・ご・わ・や・さ・し・い」中心の食事に切り替える期間のことです。



ファスティング(断食)前の準備食については、ファスティング(断食)前の準備食で食べていいもの9選にて詳しく解説しています。

対処法②:16時間断食から始める



ファスティング(断食)中の好転反応を軽くする対処法2つ目は、16時間断食から始めることです。




16時間断食から始めると、2~3日間ファスティング(断食)に比べてデトックス(解毒)作用が少ないので好転反応も軽くなります。




16時間断食に慣れてきたら今度は1日1食にして、徐々に空腹の時間を長くすると体内も少しずつ解毒されので好転反応の症状も和らぎます。


このように、初めは16時間断食を頻繁に行い少食に体を慣らしていきます。


その後、3日間ファスティング(断食)を実践すると好転反応を軽くできるでしょう。




なお16時間断食のやり方については、下記の記事を参考にしてください。



対処法③:塩分や糖分を摂る



ファスティング(断食)中の好転反応を軽くする対処法3つ目が、塩分や糖分を摂ることです。



ファスティング(断食)中にオススメの塩分や糖分は下記のとおりです。



上記の食品にはビタミンやミネラル、発酵菌など健康にいい成分が含まれているため、カラダに負担をかけずに糖分や塩分が取れます。



良質な塩分や糖分を摂ることで、好転反応の症状が軽くなることがあります。



じゃぁ精製された白砂糖や塩は、ファスティング(断食)中に摂ったらダメなの?



ダメなんだよ。精製された白砂糖や塩はビタミンやミネラルがないから、消化の過程で体内のビタミンやミネラルが奪われちゃうんだ。

カラダにも良くないし体重が増えるからダイエット効果が薄れてしまうんだよ😅



ファスティング(断食)中に食べるハチミツの栄養素については、ファスティング(断食)中にハチミツを食べてもいいの?をご覧ください。



ファスティング(断食)中に飲む味噌汁の栄養素については、ファスティング(断食)中に味噌汁飲んで大丈夫?太るの?にて徹底解説しています。


ファスティング(断食)中に飲む酵素ドリンクについては、ファスティング(断食)3日間におすすめの酵素ドリンク5選とは?をご覧ください。

まとめ:ファスティング(断食)中の好転反応を軽くするには対処法が必要



今回はファスティング((断食)中に起こる好転反応の症状と対処法について解説しました。



本記事のポイントをまとめると下記のとおりです。



ファスティング(断食)中に起こる好転反応とは?

  • 好転反応とは体内のデットクスのサイン
  • 好転反応は、断食1日目の後半~3日目の前半にかけて症状がでる
  • 好転反応の症状がツラい場合は、中断にして回復食に入る



ファスティング(断食)中に起こる好転反応の原因

  • ①:習慣的な食べすぎ
  • ②:動物性タンパク質や精製・加工食品に偏ってる
  • ③:運動不足



ファスティング(断食)に起こる好転反応を軽くする対処法

  • ①:準備期を長く設ける・・・通常は2~3日間ですが1週間の準備期を設ける
  • ②:16時間断食から始める・・・16時間断食、1日1食で空腹に慣れる
  • ③:塩分や糖分を摂る・・・天然塩、梅干し、味噌汁、ハチミツ、酵素ドリンクを摂る



好転反応はその名ととおり体内がデットクスされる過程で起こるものなので、カラダにとって良い症状です。



体内を定期的にデトックスすることで、生活習慣病や老化の予防につながります。



30代に入ると老化が進行したり生活習慣病のリスクが高まるので、ファスティング(断食)で体内をデトックスすることが大切になります。



すると40代に入っても元気で健康なカラダをキープできるのです。




ぜひ定期的にファスティング(断食)を実践して細胞レベルでデトックスしてみてください。


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