ファスティング(断食)

ファスティング(断食)のメリット・デメリットとは?ファスティングの体内での作用を徹底解明!

2021年10月16日

ファスティング(断食)のメリットとデメリット

ファスティング(断食)は短期間のダイエット方法として定着しつつあります。

 

しかし、ファスティング(断食)は体に悪いと思っている人が多く、本当のメリットについて知らない人が多いのではないでしょうか。

 

最近では健康や美容にもメリットがあることが多くの研究結果で証明されています。

 

そこで、今回の記事ではファスティング(断食)を実践すると、体にどんなメリットがあるのか具体的に解説します。

 

また、ファスティング(断食)のメリットだけではなく、デメリットも合わせて解説します。

 

ファスティング(断食)の実践で得られる13のメリット

ファスティング(断食)やプチ断食を習慣にするとさまざまなメリットが得られます。

 

ファスティング(断食)のメリットを一つずつ具体的に解説していきます。

 

1.内臓の休息・回復

ファスティング(断食)を実践すると、胃、腸、肝臓、腎臓、膵臓などの内臓機能を休息できます。

 

すると、内臓機能が回復し本来の機能を発揮することができるのです。

 

現代の日本は飽食時代で食べ物に困ることがありません。

 

また、食の欧米化や食品添加物など、内臓に負担がかかる食品を食べる傾向があります。

 

そのため、私たちの内臓は酷使され疲弊しているのです。

 

酷使された状態が続くと内臓機能が衰えてしまい「慢性炎症」を引き起こします。

 

さらに進行すると大きな病気の原因になってしまいます。

 

このように内臓に大きな負担がかかる現代人にとって、ファスティングで内臓に休息を与えることは健康に大きなメリットがあるのです。

 

2.短期間でのダイエット

ファスティング(断食)は短期間でダイエットができます。

 

例えば、3日間のファスティング(断食)で平均2キロ~3キロの体重を落とせます。

 

普通の食生活を改善したり運動を定期的に行うダイエット法では短期間で2キロ~3キロ体重を落とすのは難しいですよね。

 

ですから、ファスティングと普通の食生活の改善、定期的な運動を組み合わせたダイエット法がオススメです。

 

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3.脂肪燃焼の促進

ファスティング(断食)を実践すると脂肪燃焼が促進します。

 

ファスティング開始後、24時間~48時間の間に脂肪燃料が始まります。

 

なぜなら、私たちの主要なエネルギー源のブドウ糖(グリコーゲン)が枯渇するからです。

 

ブドウ糖がすると、体内に蓄えられた脂肪が分解され、肝臓でケトン体という代替エネルギーが生成されます。

 

このようなことから、ファスティング(断食)を実践すると、脂肪燃焼が促進されるのです。

 

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4.体内のデトックス(解毒) 

ファスティング(断食)を実践すると体内のデトックス(解毒)が促進します。

 

なぜなら飢餓状態になるとオートファジー(自食作用)が活性化するからです。

 

オートファジーとは体内の不良タンパク質や不良ミトコンドリアなどの細胞のゴミを除去したり再利用したりする仕組みのことです。

 

つまり、体内に蓄積された毒素を分解したり再利用したりするのがオートファジーの役割です。

 

また、外から取り入れた有害物質などの毒素は脂肪に蓄積する傾向があります。

 

前述したようにファスティング(断食)は脂肪燃焼が促進されるので、脂肪に蓄積された毒素も同時にデックス(解毒)されるのです。

 

2016年に東京工業大学栄誉教授の大隅良典氏が、オートファジーの仕組みの解明でノーベル生理学・医学賞を受賞しいます。

 

つまり、ファスティング(断食)の実施と体内のデトックス(解毒)の関連性は科学的に証明されているのです。

 

5.腸内環境が整う

ファスティング(断食)をするとデトックス(解毒)が促進されます。

 

その結果、腸内に蓄積された老廃物や有害物質などの毒素も排出されるので、腸内環境が整います。

 

腸の状態は血液の質を決めるので体全体に影響を及ぼすしますあ。

 

ですから、1番大切な臓器と言っても過言ではありません。

 

腸の健康状態は体だけではなく、メンタルにも影響を及ぼします。

 

腸内環境が整うと以下のようなメリットがあります。

  • 免疫力の強化
  • メンタルが安定する
  • 血液がサラサラになる
  • 肌がキレイになる
  • 老化を遅らせる

このように腸内環境を整えることで、さまざまなメリットが得られます。

 

6.免疫力の強化

ファスティング(断食)をして腸内環境が整うと免疫力が強化されます。

 

なぜなら腸内細菌の善玉菌が優勢になるからです。

 

腸内には大きく分類して善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)が存在しています。

 

理想的な腸内細菌のバランスは善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%の割合です。

 

このような状態になると善玉菌が優勢になり免疫力が強化されます。

 

腸内には免疫細胞の7割が存在しているといわれているので、腸内を善玉菌優勢に保つことが大切になります。

 

また、腸内環境が整うと血液の質も良くなります。

 

すると血液中の免疫細胞、白血球が働きを活性化します。

 

白血球とはマクロファージやNK細胞などさまざまな免疫細胞の総称のことです。

 

白血球は体に侵入してきたウイルスや細菌、またガン細胞や活性酸素などを攻撃し除去してくれます。

 

ですから、白血球の活性化は免疫力の強化になり、病気の予防につながります。

 

7.メンタルが安定する

腸内環境が整うとメンタルも安定します。

 

なぜなら、脳内の神経伝達物質のセロトニンが正常に分泌されるからです。

 

セロトニンはは別名「幸せホルモン」と呼ばれていてメンタルを安定させる働きがあります。

 

なぜ腸内環境が整うと脳内の神経伝達物質「セロトニン」が正常に分泌されるのでしょうか。

 

それはセロトニンの90%が腸内で生成されているからです。

 

また、自律神経が整うので外部からのストレスに強くなります。

 

腸の状態はメンタルの状態にも強く影響を与えます。

 

腸は第2の脳と呼ばれていて、腸と脳は密接な関係にあるからです。

 

このようなことから、腸内環境が整うとメンタルが安定しストレスに強い状態になるのです。

 

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8.睡眠の質を上げる

ファスティング(断食)をして腸内環境が整うと睡眠の質も良くなります。

 

なぜなら、睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌量が安定するからです。

 

睡眠ホルモンのメラトニンの原材料は幸せホルモンの「セロトニン」になります。

 

前述したように腸で9割のセロトニンが生成されているので、腸内環境が整うとセロトニンの分泌量が安定します。

 

したがって、セロトニンが原材料のメラトニンの分泌量も安定するのです。

 

メラトニンは体内時計を調節し、睡眠の質を高めてくれます。

 

メラトニンの分泌量が不足すると、すぐ目が覚めたり、なかなか寝付けなかったりします。

 

ですから、日常的に腸内環境をキレイな状態に保つことが睡眠の質を高めることにつながるのです。

 

9.血液がサラサラになる

腸内環境がキレイになると血液がサラサラになります。

 

なぜなら、腸内環境がキレイだと腸内の腐敗物質などの有害毒素を一緒に吸収することがなくなるからです。

 

腸内環境が乱れていると腸内の腐敗物質が毒素を発生させます。

 

その有害物質を吸収し血液に流れこむと、血液がドロドロになります。

 

血液がドロドロになると疲れやすくなったり、肌荒れ、免疫力の低下を招きます。

 

ドロドロ血液が長期間つづくと老化の促進、動脈硬化、ガンなど生活習慣病のリスクを高めます。

 

このことから腸内環境がキレイになると腸内に蓄積された腐敗毒素を吸収することがなくなります。

 

ですから、腸内環境を整えることは「浄血(血液をキレイにする)」ことには欠かせない大きな要素になります。

 

10.肌がキレイになる

腸内環境がキレイになると肌がキレイになります。

 

「肌は腸の鏡」という言葉があるように腸内環境と肌のコンディションは密接に関連しています。

 

前述したように腸内環境が整うと浄血作用が働き血液がサラサラにります。

 

サラサラでキレイな血液は、スベスベの肌を作りだします。

 

美肌をキープしたい方はキレイな腸内環境を心がけることが大切になります。

 

11.老化を遅らせる

ファスティング(断食)や16時間断食などのプチ断食を習慣化すると、老化を遅らせることができます。

 

なぜなら、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)のスイッチが入るからです。

 

長寿遺伝子が活性化すると、酵素が細胞にバリアを作り老化の原因になる活性酸素から細胞を保護します。

 

その結果、細胞の酸化・劣化を防ぐのです。

 

このメカニズムは1999年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が研究で証明しています。

 

また、マウスを生涯にわたってA群とB群に分けて比較した実験があります。

 

A群のマウスには十分な食事を与え、一方でB群のマウスには30%~40%カロリー制限しました。

 

その結果、十分な食事を与えたA群のマウスと比べて、カロリー制限したB群のマウスのほうか40%~50%寿命が延長したのです。

 

このような研究結果からわかるようにファスティング(断食)やプチ断食などのカロリー制限が、老化を遅らせることを示唆しているのです。

 

12.細胞の炎症を修復

ファスティング(断食)をすると細胞の炎症が修復されます。

 

なぜなら、ファスティングは自然治癒力を飛躍的に高めるからです。

 

体内には大きく分けて消化酵素と代謝酵素が存在しています。

 

消化酵素と代謝酵素は密接な関係にあります。

 

たとえば、暴飲暴食をして消化酵素を浪費してしまうと代謝酵素の働き弱くなってしまうのです。

 

逆にファスティング(断食)をして消化酵素の働きを抑えると、代謝酵素が活性化します。

 

代謝酵素の働きの1つに炎症した細胞を修復する働きがあります。

 

このことから、ファスティング(断食)は自然治癒力を高め、病気や体の不調を予防してくれるのです。

 

13.味覚が鋭くなる

ファスティング(断食)を実践すると長時間、食事をしないので味覚がリセットされます。

 

すると味覚が鋭くなり薄味でも満足できるようになります。

 

この味覚のリセットが健康的な食生活になるきっかけにもなるのです。

 

シュン
私も5日間のファスティング後にコンビニのラーメンを食べたところスープが薬のような味がした経験があります。

おそらくファスティングで味覚がリセットされて鋭くなったのではと思います。

 

また、味覚以外にも視力が回復したり、嗅覚が鋭くなったりという感想も聞きます。

 

ファスティング(断食)の5つのデメリットと対処法

ファスティング(断食)のメリットを知るとデメリットも気になるかと思います。

 

ファスティングのデメリットと合わせてその対処法も紹介します。

 

1.正しい知識、やり方を学ぶ必要がある

ファスティング(断食)を実践するには正しい知識とやり方を学ぶ必要があります。

 

なぜならファスティングは自己流でやると危険が伴うからです。

 

学ぶのが面倒かもしれませんが、ファスティング(断食)のやり方やメリット、メカニズムを学ぶことで、健康維持の秘訣が理解できます。

 

ファスティング(断食)のやり方やメカニズムについては、このサイトの情報も参考にしてみてください。

 

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2.リバウンドしやすい

ファスティング(断食)は短期間でダイエットできますが、リバウンドしやすいデメリットがあります。

 

なぜなら、短期間で痩せたとしても本人の食生活や運動などの生活習慣が変わってないからです。

 

なので、ファスティング(断食)で短期間に一気に痩せようと思うのは無謀なので、おすすめできません。

 

リバウンドしないためには運動や食生活などの生活習慣を見直した上で、そのプログラムにファスティングを取り入れるというのがオススメの方法です。

 

また、いきなり長期間のファスティングをするのではなく、16時間断食や1日断食などのプチ断食から始めるのがオススメです。

 

プチ断食から始めるのと体や心の負担を軽減できます。

 

3.好転反応がでる

ファスティングを実践すると1日目~2日目ぐらいにかけて、好転反応という症状がでます。

 

主な症状は頭痛、眠気、イライラ、ダルさなどで、ひどいと吐き気をもよおしたりもします。

 

好転反応は体内に蓄積された有害物質や老廃物などがデトックス(解毒・浄化)されているサインです。

 

乱れた食生活をしていて体内に毒素が蓄積されている人ほど好転反応の症状が酷くなります。

 

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4.慣れるまで空腹感がつらい

ファスティング(断食)やプチ断食など食べないことに慣れてない人は初めは空腹感がつらいかと思います。

 

特に以下のような人はファスティングをすると空腹感が辛くなります。

  • 毎日、1日3食お腹いっぱいに食べてる人
  • 精製された白米、白いパン、白砂糖を含む食品など高GI値の食品を中心に食べてる

なぜなら、高GI値の食品を食べると血糖値の乱高下が激しくなるからです。

 

空腹感を強く感じるのは血糖値が急激に下がったときです。

 

高GI値の食品を食べると血糖値が急激に上がる「血糖値スパイク」が起こります。

 

その結果、膵臓からインスリンが分泌され今度は急激に血糖値が下がります。

 

ですから、お腹が空いたから空腹感を感じているとは一概に言えないのです。

 

ただファスティングになれて、空腹感の辛い時期を超えると食べないことが辛くなくなります。

 

ちなみにファスティング(断食)の空腹感の辛さを軽減してくれるのが、酵素ドリンクです。

 

酵素ドリンクはビタミン・ミネラル・アミノ酸などが凝縮された栄養ドリンクです。

 

断食仙人
私は酵素ドリンクを飲みながら3日間ファスティングを実践したので、やりきることができました。

水だけのファスティングだったら1日続けるのも辛かったと思います。

 

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5.費用がかかる

ファスティング(断食)を実践するには費用がかかるというデメリットがあります。

 

ファスティングの合宿代や酵素ドリンク代などの費用がかかります。

 

ただ3日以上のファスティング(断食)の体内の解毒作用は強力で、元気で生き生きした体を取り戻せます。

 

ですから、健康に対する投資と考えれば値段以上のリターンは得られると思います。

 

酵素ドリンクを使ったファスティング(断食)は以下のようなメリットがあります。

  • 空腹感を和らげる
  • 作るのが簡単で持ち運びができる
  • 自宅で一人で安全に断食に取り組める
  • ビタミン・ミネラル・アミノ酸など栄養素が補給できる
  • ビタミンやミネラルが補酵素の働きをするので体内酵素が活性化する

酵素ドリンクでファスティングをやりきることができます。

 

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ファスティング(断食)のメリットとデメリット/まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ファスティング(断食)のメリットとデメリットについて解説しました。

 

最後にファスティング(断食)のメリットデメリットを以下にまとめます。

断食のデメリット

  1. 正しい知識・やり方を学ぶ必要がある
  2. リバウンドしやすい
  3. 好転反応がでる
  4. 費用がかかる

断食のメリット

  1. 内臓の休息・機能回復
  2. 短期間でのダイエット
  3. 脂肪燃焼
  4. 体内のデトックス(解毒)
  5. 腸内環境が整う
  6. 免疫力の強化
  7. メンタルが安定する
  8. 睡眠の質を上げる
  9. 血液がサラサラになる
  10. 肌がキレイになる
  11. 老化を遅らせる
  12. 細胞の炎症を修復
  13. 味覚・嗅覚が鋭くなる

ファスティングというとダイエット方法として有名ですよね。

 

でも、ファスティング(断食)本来の目的は体を健康な状態に戻すことです。

 

ファスティングの実践が人間に備わっている自然治癒力を飛躍的に高めてくれるのです。

 

私もファスティングの実践で健康を取り戻せました。

 

ただファスティング(断食)をする上で、不安なのが栄養失調と空腹感の辛さなのではないでしょうあ?

 

この2つの不安を解消してくれるのが、ファスティング専用に作ら得たドリンク、優光泉(ゆうこうせん)酵素です。

 

ファスティング(断食)中に優光泉酵素を飲めば、必要な栄養素が摂れて空腹感が和らぎます。

 

※優光泉(ゆうこうせん)酵素についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。※

 

あなたもぜひファスティングを体験してみてください。

 

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