こんにちは!
健康オタクのタットです。
牛乳やホットミルク、ヨーグルトやチーズなどの乳製品はカルシウムが豊富で健康食品のイメージがありますよね。

そんな健康食品のイメージがある「牛乳やホットミルク、ヨーグルトで断食(ファスティング)ダイエットをやっても大丈夫?」
このような疑問をお持ちなのではないでしょうか?
結論からいいますと、牛乳やホットミルク、ヨーグルトなどの乳製品で断食(ファスティング)ダイエットをするのは、オススメできません。
この記事では断食(ファスティング)ダイエットに牛乳やホットミルク、ヨーグルトなどの乳製品を飲んだり食べてはいけない理由を紹介します。
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牛乳やホットミルク、ヨーグルトで断食(ファスティング)をしてはいけない5つの理由とは?
一般的には健康食品として知られている、牛乳やホットミルク、ヨーグルトやチーズなどの乳製品はなぜ断食(ファスティング)中に摂ってはいけないのか?
その理由を解説していきます。
理由1.牛乳やホットミルク、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は消化に悪い
牛乳やホットミルク、ヨーグルトやチーズなどの乳製品は消化が悪く消化エネルギーを消耗して内臓に負担をかけてしまいます。
まず人間の母乳と牛乳では成分がまったく違います。
母乳に含まれるたんぱく質はβ(ベータ)カゼインです。
一方、牛乳に含まれるたんぱく質はα(アルファ)カゼインになります。
赤ちゃんには2歳ぐらいまで、βカゼインを分解する分解酵素が存在しますが、離乳するとなくなります。
一方、牛乳に含まれるたんぱく質αカゼインを消化する分解酵素は、人間には備わっていません。
また牛乳には乳糖(ラクトース)といわれるたんぱく質が含まれています。
牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化分解するためには、レニンとラクターゼという分解酵素が必要になります。
しかし日本人などのアジア系の人種の85%は、牛乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素がないためにお腹が張ったり、下痢をしてしまったりアレルギーがでてしまったりします。
さらに乳糖はブドウ糖になり血糖値を上昇させていまいます。
血糖値を下げようと、インスリンを膵臓(すいぞう)から分泌するので、膵臓にも負担がかかってしまいます。
このように牛乳に含まれる、カゼインや乳糖などのたんぱく質は、日本人の体には合わず消化に悪いことがわかっています。
理由2.牛乳やヨーグルト、ホットミルクはそもそも健康食品ではない
世間一般では牛乳やホットミルク、ヨーグルトやチーズなどの乳製品はカルシウムが豊富で健康に良いと言われていますよね。
ですが、実は牛乳やヨーグルトなどの乳製品は健康食品ではないことがわかっています。
なぜなら牛乳などの乳製品が健康食品であると日本に広めるきっかけになったアメリカの小児科医、ベンジャミン・スポック博士が後々、スポック博士の育児書第7版の改訂で「牛乳は体に悪いから飲んではいけません。カルシウムは植物性食品から摂りましょう。」と訂正しているからです。
『スポック博士の育児書』は1946年に発売されました。
この育児書は世界で43ヵ国語に翻訳されて、総売上数が5000万部に達し世界的ベストセラーになった本です。
日本では発売から20年後の1966年(昭和41年)に『スポック博士の育児書』が日本語版で翻訳されました。
スポック博士の育児書は日本でも影響力があり「牛乳は健康食品である」という価値観は子供だけではなく、大人にも必要なものとして広がりました。
しかし日本版が出版されてから20年以上たってから、1998年にアメリカで発売されたスポック博士の育児書の第7版では「カルシウムは植物性食品から摂取し、乳製品は摂らせてはいけない」と改訂されました。
さらにアメリカ版の最新版、第8版では「牛乳・乳製品は最悪の食品である」と改訂されています。
スポック博士、本人も1991年から牛乳やヨーグルトなどの乳製品は完全に食べるのをやめています。
ところが日本語版の『スポック博士の育児書』では、「牛乳などの乳製品は健康食品である」と記述している第6版が、最新版のまま改訂されていません。
日本語版では「牛乳などの乳製品を摂るべきではない」と書かれている第7版が発売されていないので、日本人には牛乳が体に悪いという価値観があまり浸透していません。
このように『スポック博士の育児書』の改訂からもわかるように、最近では牛乳やヨーグルトなどが実は健康食品でないことが認められています。
理由3.牛乳やホットミルク、ヨーグルトなどの乳製品ではカルシウムが補給できない
牛乳やホットミルク、ヨーグルトやチーズなどの乳製品では、カルシウムが補給できないことがわかっています。
その理由は体内でカルシウムを補給するにはカルシウムとマグネシウムのバランスが2:1である必要があります。
しかし牛乳のカルシウムとマグネシウムのバランスは10:1とバランスが悪いのでカルシウムを摂取することができません。
また牛乳やヨーグルトなどの乳製品は強酸性の食品なので、私たち人間の血液を酸性に傾けてしまいます。
人間の健康な血液の状態は弱アルカリ性なので、酸性の血液を中和しようとすると体内のカルシウムが奪われてしまいます。
つまり牛乳からはカルシウムを摂ることができない上に、体内のカルシウムを奪ってしまいます。
ですからカルシウム補給や健康のために、牛乳やホットミルク、ヨーグルやチーズを積極的に食べることはオススメできません。
カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取することで「再石灰化(さいせきはいか)」が働き骨を丈夫にすることができます。
「骨を丈夫にするにはどうすればよいのか?」といいますと、植物性食品(果物・野菜・海藻類)などをアルカリ性食品を食べていればカルシウムとマグネシウムはバランス良く摂取できます。
理由4.牛乳は利益重視の大量生産で質が悪くなっている
市場に出回っている牛乳は低コストで大量生産して、売り上げを伸ばすために質が悪くなっています。
本来、牛は牧草で育てますがそれではコストがかかってしまいます。
ですから安いコストで牛を育てるために、使われているエサはアメリカから輸入した遺伝子組み換え(GMO)されたトウモロコシや大豆、小麦粉などの穀物やホルモン剤が牛に与えられています。
また運動不足になりやすいストレスが溜まる密集した場所で牛が育てられているので、病気にならないように抗生物質が投与されています。
さらに牛乳は衛生管理のために有害菌を高温殺菌しています。
牛乳を高温殺菌すると、生の牛乳に含まれる酵素や乳酸菌などの善玉菌までも死滅してしまいます。
このような手間のかからない工程で、安いコストで質の悪い牛乳を大量生産しています。
理由5.牛乳が健康食品であることに疑問に思った私の体験
私が高校生の頃、身長を伸ばしたかったので、あまり好きではない牛乳を1日、1リットル飲んでいました。
すると肌の状態が悪くなり背中、胸、お尻、腕がニキビだらけになってしまいました。
また常に体全体がかゆくなり肌を引っ掻くと、ミミズばれになってしまい肌の状態が明らかに異常な状態に。
そのときは牛乳が原因で全身がニキビだらけになっているとは気がつきませんでした。
高校卒業後、本屋でたまたま手にした本に「牛乳は健康食品ではない」と書いてあり、今まで健康食品であると信じていたわたしには衝撃的な内容でした。
その本がきっかけで牛乳を飲むことを辞めて、野菜や果物中心の食生活サウナやランニング&ウォーキングなどの運動で汗を流したら3ヵ月でニキビだらけの体がキレイになりました。
この体験は私が食事に関する一般常識的な栄養学に、疑問を持つようになったきっかけになっています。
まとめ
最後に牛乳やホットミルク、ヨーグルトなどで断食(ファスティング)をやってはいけない理由をまとめたいと思います。
- 牛乳に含まれるカゼインや乳糖などのたんぱく質は、ほとんどの日本人が消化酵素がないため内臓に負担をかける
- 世界で5000万部の育児書を売り上げたベンジャミン・スポック博士が後々、牛乳が体に悪いと認めている
- 牛乳はカルシウムは豊富ですが、マグネシウムとのバランスが悪いためカルシウムを補給
- 牛乳は強酸性の飲み物なので、飲むと逆にカルシウム不足になってしまう
- 牛のエサにアメリカから輸入された遺伝子組み換え食品の大豆やトウモロコシ、小麦粉などの穀物を利用してるので、牛乳の質が悪くなっている
このように牛乳について深堀して調査すると、牛乳が健康食品ではないことがわかります。
「牛乳は飲んではいけない」とは言いませんが健康のために飲むのではなく、お酒やタバコと同じように嗜好品として飲むことをおススメします。
断食(ファスティング)の目的は消化に使うエネルギーを節約しながら、体内の自然治癒力を活性化させるダイエット方法です。
牛乳やホットミルク、ヨーグルトで断食(ファステイング)をしてら消化にエネルギーを浪費してしまい自然治癒力を活性化することができません。
断食(ファスティング)で消化エネルギーを節約して、自然治癒力を活性化しながらダイエットするには熟成発酵された完全無添加の酵素ドリンクを使うのがいいでしょう。
自宅で1人で健康・安全に断食(ファスティング)をするなら酵素ドリンクを使った酵素断食がオススメです。
あなたも健康・美容のために酵素断食を実践してみてはいかかでしょうか。
酵素ドリンクについてはこちらの記事をご覧ください。
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