ファスティング(断食)

ファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリットとは?

2019年7月21日

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ファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリット

 

ミャーコ
ミャーコ

最近、健康診断をしたらAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなど肝臓の数値があまりよくありません。

なので肝臓を休ませるファスティング(断食)をやろうと思っています。

ファスティング(断食)で肝臓を休ませると、どんなメリットがあるのか教えてください。

 

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • ファスティング(断食)で、肝臓を休ませる3つのメリット
  • ファスティング(断食)とあわせて行う、肝臓を休ませる3つの習慣

 

本記事を読みファスティング(断食)を定期的に実践することで、脂肪肝や肝炎を予防・解消し、健康で元気な肝臓を維持できるでしょう。

 

なお、ファスティング(断食)専用の酵素ドリンクを飲むと、内臓に負担をかけずに栄養補給ができるため、自宅で無理なくファスティングに取り組むことができるでしょう。

 

ファスティング(断食)に使う酵素ドリンクについては>>ファスティング(断食)3日間におすすめの無添加酵素ドリンク7選とは?にてご紹介していますので、チェックしてみてください。

ファスティング(断食)3日間におすすめの無添加酵素ドリンク7選とは?

続きを見る

 

そもそも酵素ドリンクって何?って方は、>>ファスティング(断食)に使う酵素ドリンクとは何?飲むメリット6選にて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリット

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリットは以下のとおりです。

 

  • メリット①:肝機能を回復させる
  • メリット②:内臓脂肪の燃焼を促す
  • メリット③:解毒作用がある

 

では、それぞれのメリットについて解説していきましょう。

 

①:肝機能を回復させる

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませるメリット1つ目は、肝機能を回復させることです。

 

肝臓は500以上の働きを担っており、毎日、食事をするたびに重労働を強いられています。

 

肝臓の主要は働きを挙げると4つあります。

 

  • ①:炭水化物・タンパク質・脂質からエネルギーを生産
  • ②:アルコールやアンモニアなどの有害物質の解毒・分解
  • ③:脂質の消化を助ける胆汁の生成と分泌
  • ④:エネルギー源であるブドウ糖を貯蔵

 

このように、肝臓はさまざまな働きをしているため1日3食、食べているとフル回転で働き続け疲弊してしまいます。

 

なぜなら食事をして食べ物が消化して排泄されるまで、約24時間~48時間の時間がかかるからです。

 

毎日1日3食を食べていると、肝臓はまるでフルマラソンを休みなく走り続けているみたいなものなのです。

 

肝機能が低下するとカラダがだるい、疲れやすい、食欲がでない、といった症状が現れスタミナの低下を招きます。

 

すると仕事や家事、育児などのパフォーマンスが下がり日常生活に支障をきたしてしまうのです。

 

だからこそファスティング(断食)を実践して肝臓を休ませることが非常に大切になります。

 

シュン
シュン

私も30代後半でカラダを壊したときは、「睡眠をとっても疲れがとれない」「朝起きた際にカラダが重く寝汗が量がひどい」

「咳がとまらない」といった症状がありました。

3日間~5日間のファスティング(断食)を数回わたり実行し、肝臓を休めたところ活力が湧いてきて元気なカラダを取り戻しました。

それ以来、1日1食や16時間断食、1日~3日間のファスティング(断食)を定期的に行うようにしています。

そのおかげで40代すぎても肥満になることもなく元気で健康なカラダをキープしています。

 

私たちが定期的に休日が必要であるように、肝臓にも定期的に休日を与えることが必要です。

 

このようにファスティング(断食)で肝臓を休ませることで、肝機能が回復し本来の機能を取り戻せるでしょう。

 

②:内臓脂肪の燃焼を促す

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませるメリット2つ目は、内臓脂肪の燃焼を促すことです。

 

つまりファスティング(断食)の実践で内臓脂肪が燃焼し、脂肪肝の予防・解消につながるというわけです。

 

現代の日本では脂肪肝が男性の3人に1人、女性の5人に1人、予備軍は2人に1人と言われています。

 

以前までは脂肪肝というとアルコール飲料の飲みすぎが原因とされてきました。

 

ところが近年、お酒を飲まない人でも脂肪肝の人が増えていることが明らかになっています。

 

それは慢性的な食べすぎで、脂肪肝の主な原因は「糖質」や「脂質」の摂り過ぎです。

 

アルコール以外が原因の脂肪肝を「非アルコール性脂肪性肝疾患」(NAFLDナッフルディー)と呼ばれています。

 

以前までは脂肪肝は軽い病気と考えられていましたが、近年、脂肪肝が進行すると肝硬変→肝臓ガンのリスクが高まると考えられています。

 

そんな脂肪肝を予防・解消してくれるのがファスティング(断食)です。

 

私たちの主要なエネルギー源はお米やパンなどから得られる糖質(ブドウ糖)です。

 

しかしファスティング(断食)で空腹の時間を10時間以上作ると、貯蓄されたブドウ糖が枯渇します。

 

するとエネルギー源がブドウ糖から脂肪細胞に切り替わり、内臓脂肪の燃焼が活性化するのです。

 

内臓脂肪が燃焼すると脂肪肝の予防・解消にもつながっていきます。

 

なお脂肪燃焼で作られるエネルギー源を「ケトン体」といい、ブドウ糖のエネルギーよりカラダにメリットをもたらします。

 

第2のエネルギー源「ケトン体」については、>>断食でブドウ糖からケトン体にエネルギー源が変わるメリットとは?にて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

 

肝臓は「沈黙の臓器」「無口な働き者」と呼ばれており、肝臓が悪化してからでないと目立った症状が現れません。

 

症状がないからといって脂肪肝をほおっておくと脂肪肝が進行し、脂肪肝炎→肝硬変→肝臓ガンという順番で症状が悪化する可能性があります。

 

ですから定期的にファスティング(断食)を実行して、肝臓を休ませると脂肪肝の予防・解消につながるのです。

 

解毒したりエネルギーを生み出したりする肝臓が回復することで、元気でスタミナのあるカラダが手に入ります。

 

元気なカラダが手に入れば、仕事のパフォーマンスが上がったり、遊びに行くスタミナがついたりするでしょう。

 

また内臓脂肪が増えると細胞の炎症を促がす悪玉ホルモンの分泌が増えてしまいます。

 

すると高血糖・高血圧になってしまい動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病といった生活習慣病を発症するリスクが高まります。

 

脂肪肝と糖尿病は悪友といわれており、密接な関係があることが明らかにされています。

 

なお、ファスティング(断食)で内臓脂肪の燃焼を促すメリットについては、>>ファスティング(断食)の脂肪燃焼いつから?内臓脂肪を落とすメリットも紹介をチェックしてみてください。

 

③:解毒作用がある

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませるメリット3つ目は、解毒作用があることです。

 

現代日本では以下のような理由から気をつけていても、なかなか有害物質の摂取は避けてはとおれません。

 

  • 環境汚染:大気汚染、水質汚染、環境ホルモン
  • 肉や魚に使う成長ホルモン剤や抗生物質
  • 農薬の使用で野菜や果物の栄養素の低下
  • 酒・タバコなどの嗜好品
  • 食品添加物が含まれたお菓子類

 

このようなことで知らず知らずの内に、解毒器官である肝臓に負担をかけてしまいます。

 

そんな疲弊している肝臓をデトックスし、休息させるのがファスティング(断食)です。

 

ファスティング(断食)を行うとオートファジーが活性化し、細胞レベルで肝臓のデトックス(解毒)ができます。

 

空腹の時間を16時間以上、作るとオートファジーが活性化し、細胞内の毒素を分解し、新しく細胞に生まれ変わります。

 

したがって肝臓の細胞も新しく生まれ変わり肝機能も回復するわけです。

 

ファスティング(断食)で活性化するオートファジーについては、>>ファスティング(断食)で活性化する奇跡のオートファジーとは?ノーベル賞で証明された仕組みを簡単に解説!をご覧ください。

 

 

ファスティング(断食)とあわせて行う肝臓を休ませる3つの習慣

ファスティング(断食)とあわせて行う3つの習慣

 

ファスティング(断食)とあわせて行う、肝臓を休ませる3つの習慣は以下のとおりです。

 

  • ①:脂質・糖質を控えめにする
  • ②:野菜や果物を多めに摂る
  • ③:有酸素運動を行う

 

上記3つを習慣に取り入れると、肝臓の健康を維持できます。

 

①:糖質や脂質を控えめにする

 

ファスティング(断食)とあわせて行う習慣1つ目は、糖質や脂質を控えめにすることです。

 

なぜかというと糖質や脂質の過剰な摂取は、肝臓に負担がかかったり脂肪肝の原因になったりするからです。

 

糖質とは精製された白い炭水化物や甘味料のことであり以下のものを指します。

 

  • 精製された白い炭水化物:白米、白いパン、パスタ、うどん、そうめん、らーめん
  • 精製・加工された甘味料:白砂糖、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、異性化糖
  • 添加物の甘味料:アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、アドバンテーム、ネオテーム

 

こうした精製・加工された糖質は、脂肪肝の原因になり肝臓の機能を低下させます。

 

なぜなら精製・加工された糖質を食べると血糖値が急上昇し、血糖値を下げるためにインスリンが過剰に分泌するからです。

 

その結果、インスリンの働きにより血中の糖分が細胞に取り込まれ中性脂肪に変換され、脂肪肝の原因になってしまうのです。

 

また、食品添加物である人工甘味料には、動物実験で肝臓の解毒機能を妨げる働きがあると指摘されています。

 

さらに精製・加工された糖質は、食べると脳の快感物質であるドーパミンやβ‐エンドルフィンが分泌されます。

 

そのため依存性・中毒性があり脳が「もっと欲しい、もっと欲しい」という状態になり麻薬のようにやめれない可能性もあります。

 

次に控えめにしたほうがいい脂質で、以下のものを指します。

 

動物性タンパク質:牛肉、豚肉、鶏肉、ハム、ベーコン、ソーセージ、卵、大魚、牛乳、チーズ

トランス脂肪酸:揚げ物、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、植物油脂

 

上記のような動物性タンパク質やトランス脂肪酸を過剰に摂取すると、肝臓にダメージを与えたり脂肪肝の原因になります。

 

肉・魚・卵・乳製品などの動物性タンパク質は消化・分解の過程で、

 

  • アンモニア
  • 硫化水素
  • アミン

 

といった毒性の強い有害物質を発生させます。

 

これらを解毒器官である肝臓が解毒したあと、毒性の低い尿素に分解し腎臓でろ過して排泄。

 

このアンモニア・アミン・硫化水素といった有害物質を肝臓で解毒する際に、肝臓に負担をかけてしまうのです。

 

また、動物性タンパク質を食べすぎると肝機能が低下し毒素を解毒できなくなってしまいます。

 

また、ドランス脂肪は、以下のような食品に含まれています。

 

  • 揚げ物:フライドチキン、鶏のから揚げ、カキフライ、コロッケ、揚げパン、ハムカツ、チュロス、豚カツ、フライドポテト
  • お菓子:アイス、チョコ、クッキー、コンビニのスイーツや菓子パン、せんべい、ポップコーン、スナック菓子
  • 加工食品:カップラーメン、冷凍食品、カレーやパスタのソース

 

トランス脂肪酸は肝臓にダメージを与え善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やします。

 

その結果、腸内環境が乱れ、血液がドロドロになるため

 

脂質異常症、高血圧、高血糖、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、2型糖尿病、大腸ガン

 

といった生活習慣を発症するリスクを高めてしまうのです。

 

ですから、動物性タンパク質やトランス脂肪酸を過剰に摂取すると肝臓にダメージを与えるため要注意です。

 

②:野菜や果物を多めに食べる

 

ファスティング(断食)とあわせて行う習慣2つ目は、野菜や果物を多めに食べることです。

 

野菜や果物には、以下のような栄養素が含まれています。

 

  • 糖質
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル
  • アミノ酸
  • ファイトケミカル(抗酸化物質)
  • 食物繊維:水溶性食物、不溶性食物繊維
  • 食物酵素

 

このように野菜や果物は低カロリーな上に栄養バランスに優れており、消化しやすく肝臓にも負担をかけません。

 

ですから、ダイエットや健康維持、老化予防に欠かせない食品なのです。

 

それに加えて海藻類、キノコ類、ナッツ類などもあわせて食べると栄養素が豊富なのでオススメです。

 

「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」を参考にするといいでしょう。

 

  • ま:まめ・・・豆類:大豆、あずき、豆腐、枝豆
  • ご:ごま・・・種実類:ごま、アーモンド、ナッツ
  • わ:わかめ・・・海藻類:わかめ、昆布、海苔、めかぶ、もずく
  • や:やさい・・・野菜類:緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
  • さ:さかな・・・魚介類:小魚(大型魚は除く)、青い魚、貝類
  • し:しいたけ・・・キノコ類:しいたけ、舞茸、えのき
  • い:いも・・・イモ類:じゃがいも、サツマイモ、里芋、かぼちゃ
  • こ:酵素・・・発酵食品:味噌、ぬか漬け、生野菜、果物

 

詳しくは>>ファスティング(断食)後の回復食で失敗しないおすすめの食べ方とは?にて解説していますので、参考にしてみてください。

 

③:有酸素運動を行う

 

ファスティング(断食)とあわせて行う肝臓を休ませる3つ目の習慣は、定期的に有酸素運動を行うことです。

 

有酸素運動とは、ウォーキング、ジョキング、ランニング、水泳、エアロビクスなど長時間、継続して行う運動を指します。

 

有酸素運動をすることで肝臓にたまった脂肪を燃焼しやすくするため、脂肪肝の予防・解消につながります。

 

なかでも有酸素運動をするならウォーキングやジョキングがおすすめです。

 

なぜならカラダへの負荷が少なく、脂肪燃焼効果、健康効果、美容効果があるからです。

 

ちなみにジョキングとは1㎞を5分以上かけて走る有酸素運動のことです。

 

それに対してランニングとは1㎞を5分以内で走る有酸素運動を指します。

 

ジョキングの頻度は、週3回1回30分程度を走るのがおすすめです。

 

まずはウォーキングとジョキングを組み合わせ、スタミナ作りから始めるのがいいでしょう。

 

ジョキングは体脂肪を燃焼させるダイエット効果だけではなく、以下のようなメリットがあります。

 

  • 脳に良い影響がある(前頭前野や海馬のシナプスが増える)
  • 全身の筋肉がほどよく発達し、スタミナがつく
  • ストレス発散(幸せホルモンのセロトニンや快楽物質のβ-エンドルフィンが分泌される)
  • 美肌や体臭の予防になる(汗をかくため肌や体内のデトックスになる)
  • 健康に良い(肥満、高血圧、高血糖、高脂血症などを予防)
  • 良質な睡眠がとれる

 

1番大切なのは継続できる有酸素運動のメニューを、あなたが作ることです。

 

シュン
シュン

ちなみに私は3日に1回のベースで8キロ~12キロの距離をウォーキングやジョキングをしています。

1年ぶりに運動した際は、150m走るのもキツかったですか、小さい目標を立てて徐々に距離を伸ばしていきました。

そのかいあって足の筋肉がつき10㎞程度なら無理なく走れるようになりました。

 

ただ、過剰なジョキングは細胞の老化を促す活性酸素が大量に発生し、逆に健康には良くないという指摘があります。

 

ジョキングの目安としては、週に8㎞~32㎞の範囲の距離を走るのが、適度な有酸素運動とされています。

 

まとめ:ファスティング(断食)で肝臓を休ませて元気な肝臓を取り戻す

 

今回はファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリットについて解説してきました。

 

ファスティング(断食)で肝臓を休ませる3つのメリット

  • メリット①:肝機能を回復させる
  • メリット②:脂肪燃焼を促す
  • メリット③:解毒作用がある

 

ファスティング(断食)とあわせて行う肝臓を休ませる3つの習慣

  • ①:脂質・糖質を控えめにする
  • ②:野菜や果物を多めに摂る
  • ③:有酸素運動を行う

 

ファスティング(断食)を実行することで、元気な肝臓を維持できたり取り戻したりできるでしょう。

 

ぜひ、あなたも定期的にファスティング(断食)を実行して、働き者の肝臓を休ませてあげてください。

 

なお、ファスティング(断食)に関する以下の記事をあわせてご覧ください▼

 

>>ファスティング(断食)中に飲んでいいもの!飲んでいけないもの!

 

>>ファスティング(断食)1週間の痩せるやり方とは?【初心者必見】

 

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